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技術士による技術者のブログ

技術士の支援と国産エンジニアの再興

1週間前の確認事項ー国の重点施策ー

 技術士二次試験まで1週間となりました。

 今日は、各専門部門に関わる国の重点的な施策を記述します。

 まずは、政府の基本方針を知るために、技術士に関連する代表的3省のURLを紹介します。文科省は、科学技術・学術に関する基本的政策という頁です。

国土交通省 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/point/sosei_point_tk_000020.html

環境省 http://www.env.go.jp/guide/budget/

文科省 http://www.mext.go.jp/a_menu/02_a.htm

 

 さて、国交省環境省は、施策の類似があり、「東日本大震災からの復興」と「2020東京五輪に向けた対応」がいずれも記載されています。文科省においては、「オリンピックレガシー」の説明があります。

 2020東京五輪に向けた対応は、昨年、総合技術管理部門の最大トピックとして出題されました。 一方、震災復興は重要なテーマですが、出題の優先度は少し下がると考えます。

 私が今回注目したのは、文科省の第5期科学技術基本計画と科学技術白書に記載がある『超スマート社会の到来』です。「超スマート社会」の内容は割愛しますが、とにかく文科省ではIoTやAIなどを駆使して、高度なサービス提供や危険労働の安全性向上するなど、未来社会の構築を世界に先駆けて実施する方針(society 5.0)を挙げています。

 このテーマは、あらゆる空間で人とモノを結ぶ情報をどのように操作し、また管理するかという、非常に重たい問題を含んでいると直感的にわかります。

 一例を挙げると、IoTについて言えば、建設現場で事故があったとしても、現場に端末があれば適切な治療が始められる利点がありますが、一方で事故が起きた情報が、とたんに漏えいする可能性があります。人命を救えた場合は称賛されるかもしれませんが、逆の場合、企業へのバッシングが始まり、謝罪や記者会見を待たずに事業存続が危ぶまれることも考えられます。

 以前、本ブログでAIに関する出題を予想しましたが、AIに関するリスクについてもどのようにコントロールすべきか、いろんなシミュレーションが必要でしょう。

 つまり、各技術分野に「超スマート社会」は到来するわけで、技術士はもとより、すべての管理者がこの問題に直面する可能性があると思います。

 国の施策という、重大かつ実現の可能性が非常に高いテーマですので、初期情報として参考にしていただければ幸いです。